集団塾で40年はたらいてきた私は、
成績が上がる子なのかどうかを授業の中で察知することができます。
これは、かなりの確率で当たります。
成績が上がらない子はみな、
同じように成績が上がらない行動をしているのです。
2つだけ例にあげると、
①授業のときの聞くタイミングが悪い
(先生が説明しているのに先生の方を見ていない)
まあ、人の話を聞けない、ということです。
参観日では
先生の話をしっかり聞いているかどうかを
見てください。
できない理由が
「聞いていないから」という子は
かなり多いですよ。
②テストのときに髪や指いじりをしている
テストで高得点を取る子たちのクラスで試験監督をすると
雰囲気が全然違います。
問題をもらったらまず問題全体を見渡し優先順位をつけて解いている。
そして、できない問題があったらちょっと考えて、
できないと判断したら次の問題を解く。
一通り解き終えて、次に、できた問題のチェックが終わったら
最後にできなかった問題を制限時間いっぱいまで解く。
試験の受け方ができているんです。
髪や指をいじっている暇はありません。
テストの受け方は、
お子様が小さいときに型を作っておいた方がいいです。